医療法人誠心会

ごあいさつと病院沿革

理事長のごあいさつ

医療法人誠心会は、60年以上の歳月を精神科医療の発展のため、地域の皆様のご理解とご協力のもと取り組んでまいりました。その間、精神科医療を取り巻く環境は大きく変化し、患者様の医療と福祉の向上が図られてきました。

その大きな流れのひとつが地域移行です。患者様がお住まいの地域の中で安心して暮らしていくことができるよう、様々な支援を強化する必要があります。そしてもうひとつが救急医療です。患者様が医療を必要としたときに、いつでも受け入れられる体制を整備しなければなりません。また高齢化社会の進展にともなう認知症医療も、その重要性を増していることは誰もが感じていることだと思います。

私たち誠心会は、平成5年に神奈川病院を開設して以来、アルコール依存症、認知症、精神科急性期の3病棟を持ちながら、スタッフの地道な努力と地域の皆様のご理解とご協力のもとで、患者様の地域移行体制を粛々と築きあげて参りました。
また、あさひの丘病院は、平成19年に新築・移転を機に、認知症病棟、ストレスケア病棟を設置するとともに、急性期・救急医療に積極的に取り組んだ結果、平成25年には神奈川県の民間病院では初となる精神科救急病棟(スーパー救急)の認可を頂きました。
両病院以外にも、生活訓練施設、訪問看護ステーション、グループホームなどの諸施設を設立することで、患者様の社会復帰にむけた支援体制を整え、今では横浜市西部地区の精神科拠点病院として、地域の皆様や行政から高い評価を得ているものと自負しています。

これからも患者様の人権を尊重し、地域での生活を支援する、そのような「使命感」を大切にしながら、刻々と変化する医療ニーズに対応した質の高い医療を目指していきたいと思います。

医療法人誠心会 理事長

佐伯 隆史

医療法人誠心会沿革

1954(昭和29)年4月 初代理事長・佐伯六郎が、誠心会神奈川精神科病院(現・医療法人誠心会神奈川病院)を創立
1960(昭和35)年 開院当初98床だった床数を123床に拡大
1963(昭和38)年 木造の病棟を鉄筋コンクリート造に建て替え病院名を「医療法人誠心会神奈川病院」に変更
1969(昭和44)年 鉄筋コンクリート造4階建ての別館を増築。総床数305床に
1984(昭和59)年 佐伯彰・現神奈川病院院長に就任
1993(平成5)年10月 鉄筋コンクリート造3階建ての新病院開院。神奈川病院が新しい病院に移転、旧病院を神奈川第二病院として2院体制スタート
1994(平成6)年 デイケア「ウエスト」、社会復帰訓練施設「麦の家」、生活訓練施設「憩いの家」が稼働
1996(平成8)年 グループホーム「ハイツ川井」開設
1999(平成11)年 訪問看護ステーション「かわい」開設
2004(平成16)年 生活訓練施設「ヴィラあさひの丘」開所、デイケア「イースト」開設
2005(平成17)年 グループホーム「グループホームかもい」開設
2007(平成19)年1月 あさひメンタルクリニック三ツ境開設
2007(平成19)年3月 グループホーム「ハイム朋(とも)」開設
2007(平成19)年4月 神奈川第二病院があさひの丘病院に生まれ変わり、 リニューアルオープン
2008(平成20)年 グループホーム「みどり荘」開設
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